歩いていると、うれしい出会いがあります。
通りかかった家の玄関に鉢植えの朴(ほう)の木。
朴の木の花を初めて見ました。
子どもの頃山へ行って、よく「朴葉の風車」を作って遊んだよ。
浅野川を歩いても、見上げれば大木の朴葉がゆれています。
「朴葉寿司」をつくると、初夏の香りがする。
飛騨のお土産の定番は「朴葉味噌」ですね。
何十年もなじんで、今でも大好きな朴葉、
でも花は知らなかったのです。
花のことを、考えてもみませんでした。
榎本栄一さんの念仏詩
としをとることも喜びだ
今までわからなかったことが
少しずつわかってくるから
私はこんにちまで
海の大地の無数の生き物を食べてきた
私の罪深さは底知れず