橋田壽賀子さん
家から車で15分、医王山の麓“二俣”に蓮如上人ゆかりの名刹本泉寺があります。
15世紀、蓮如上人の叔父である如乗師が作ったお寺であり、
後に蓮如上人もここ本泉寺で過ごされました。
裏庭の“九山八海の庭”は蓮如上人が造られ、今でも守られてきています。
4月下旬には『蓮如忌』が賑やかに3日間続くのですが、
脚本家の橋田壽賀子さんが番組の取材で訪れたことがありました。
境内ですれちがった地元のおばあさんに、
「おばあさんは今、なにをお願いしてきたのですか」と聞かれると
「お礼をとげてきました」との言葉が返ってきたそうです。
「『南無阿弥陀仏』とは『ありがとうございます』でした」と、
橋田さんがテレビで語っておられたのが心に残っています。
EPOMさんのコメントに対し、全休さんがコメントくださいました。
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読者さんのコメントも拝見いたしました。
お念仏には「赦し」「許し」ということはないように思います。
仏さまにわたしの心の現実を見せて頂くことを「懺悔」(さんげ)といい、
醜くも浅ましいわが姿を見せて頂いたことの感謝に、
お念仏申されることです。
自分の心のよしあしを反省することは「道徳」(賢善精進)であっても信仰ではありません。
なぜなら、自分の心はよくなる、よくできるという傲慢さが、
反省の根っこにあるからです。
南無阿弥陀仏
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EPOMさんのおかげで大切なことを学ばせて頂き、有難うございました。