作戦勝ち?「ホストファミリー」

「第26回JAPANTENT」が22日開幕しました。
世界81カ国・地域の留学生300人が県内各地で多彩な交流事業に参加し、
石川の伝統文化や豊かな自然に触れるというもの。

知り合いの大学生も、ボランテイアで参加しています。



                   (写真は22日北國新聞ネット配信)

郁ちゃん
いつもこの季節になると、
わが家のジャパンテントがなつかしく思いだされ、笑ってしまいます。

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大学卒業後金沢の旅行会社(海外部)で働いていた郁代は、
ある日帰ってくると言いました。
「ホストファミリーを引き受けたからね。
私が相手するから、まかせといてね。
食事も普段のままでいいんだよ。何も心配いらないからね」

中国、トルコの男子留学生二人が我が家にやってきました。
「私にまかせといて!」を信じて、
大船に乗ったつもりでいたのでしたが・・・。

「わたし今日都合が悪くなったので、市内見学お願いね」
「明日は、夕方からなら時間があくの。
お父さん、お母さんでそれまでたのむね」

そんなこと、急に言われても・・・。

次第にわかってきました。
まんまと郁代の作戦にひっかかったことが。

はじめから「お世話頼むね」と言ったら、
反対されるのはわかっていたからですね。


後年、“母と娘のヨーロッパ旅行”で、

「今度のツアーは、アメリカ人観光客が中心で、
ロンドン集合なんだよ。
でもまかせといて。私が通訳するから安心だよ!」

再びこの言葉を信じた私はおバカさんでした。
ツアー客とのおしゃべりに忙しく、
通訳はしてもらえませんでしたからね。

ジャパンテントの時の「まかせといて!」を、
何故あの時思いださなかったのでしょう(笑)。
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                              〈再掲〉