神戸から

郁ちゃん
神戸のちづこさんが「枝ごと黒豆」を送ってくださいました。
普通の枝豆の3倍以上の大きさです。
ご主人は故郷の“丹波篠山”まで、休日ごとに農作業に通うのが趣味とのこと。
ご主人の歯科医院へは、神戸の大学時代アルバイトに通っていましたね。



茹でた枝豆 とてもおいしかったです。
    

また、ちづこさんが教員で忙しかったので、
ふたりのお子さんの世話をすることもあり、
とても可愛がったのでしたね。
その頃幼児だったあいちゃんは現在女医として活躍していて、
かなちゃんは歯学部の学生です。

人と人のつながりは不思議です。
ちづこさんの祖母と、郁ちゃんの祖母が姉妹だった関係で、
戦時中、一家は神戸から「金沢の田舎」へ疎開してきました。
今から70年も前、郁ちゃんの父が5歳の頃でした。

その頃郁ちゃんの母は「金沢の駅前」で生まれ、
後に“建物強制疎開”のため能登疎開したのでした。

太平洋戦争末期、“空襲による延焼防止”などのため、
全国の都市部で建物を強制的に撤去する「建物疎開」が行われたのです。

病状が進んだ郁ちゃんが、最後に訪れたのがなつかしい神戸でしたね。