阪神大震災から19年
阪神大震災から19年経ちました。
阪神大震災の"希望"として生まれた曲
「しあわせ運べるように」、毎年聞いています。
「亡くなった方々の分も、毎日を大切に生きていく。
それが私たち生き残ったものの使命です」
この曲に込められたメッセージは、
各地の災害による困難を超えるための大きな力となって、
人々を勇気づけています。
しあわせ運べるように 作詞/作曲 臼井 真
一.
地震にも 負けない 強い心をもって
亡くなった方々のぶんも
毎日を大切に生きてゆこう
傷ついた神戸を もとの姿にもどそう
支えあう心と明日への希望を胸に
響きわたれ ぼくたちの歌
生まれ変わる神戸のまちに
届けたい わたしたちの歌
しあわせ運べるように
この歌は世界8ヶ国語に翻訳され、
東日本大震災の被災地でも歌われています。
郁ちゃん
青春時代の四年間を過ごした神戸。
大学時代に住んでいた東灘区が、
阪神大震災で最大の被災地となったのは卒業した翌年のことでしたね。
あなたは、すぐに被災地に駆けつけました。
病状が進み、残された時間が次第に少なくなってきたとき、
「お別れの旅」で最後に訪れたのが神戸でした。
その頃家の中では、もう五分と歩けなくなっていたのに、
一人で出かけました。
親戚の人と、
“なつかしい神戸の街”を巡ったのでしたね。
神戸を想い、あなたを想っています。