“おしゃべり”って楽しいね

一度目は上高地で、
二度目は犀川下流で、
そして最近のこと、

梨畑の横の浅野川上流でマガモのつがい


☆ おしゃべり

このあたりは学生街でありながら、高齢者住宅も多く建っています。
先日も玄関先にいると、おばあちゃんが話しかけてきました。
家のすぐ前にドラッグストアがあって、買い物客がよく通るのです。

「見て見て!こんな大きな三つ葉(クローバ)生まれてはじめて見つけたの。
つくしも・・・ほら、こんなに大きいの」

おさなごがお母さんに話したくてたまらない時のような、
こぼれるような笑みでした。
感動したことを今すぐ話せる相手がいることが、こんなにもうれしいのですね。

「つくし、このはかまをとったら食べられますよ」
「食べられるって知らなかったわ。そうやったら食べられるんですか?
たくさんあったから買い物の帰り摘んでいくわ」

「隣の県からきたの。息子がこちらの大学を出て就職、結婚し家を建てたので。
はじめは一緒に住んでいたんだけど、2階の上がり下りが大変で・・・。
お風呂も使い方が覚えられなくて、遠くまで行っていたし」

「集合住宅の人と暮らすのも、結構難しいことがあって・・・。
気の合う人ばかりではないしね」

他にもいろいろと積もる話をされ、うれしそうでした。

日頃何気なく交わしている“おしゃべり”、
人と人をつなぎ、お互いが元気になれるのですね。
“おしゃべり”したいって、生きている証なんだ!
って気がつき、感動しました。

「またここを通られた時、お会いしましょうね。
家にいることもあるので、声をかけて下さいね」
そう言って別れました。

☆ 無視されても

あの日の事思い出すと悲しくなります。

向こうからおしゃれなカップルがやってきます。
後から追いついた若者(少し知的ハンデイがあるようです)、
二人の横を通る時、元気よく「コンニチワ!」。
二人は無視・・・。

覗き込むようにして、もう一度「コンニチワ!」。
またも無視・・・。

もう一度、明るく「コンニチワ!」
またまた無視・・・。

歩を速めて近づいた私、若者のそばを通り過ぎる時、
思いっきり大きな声で「こんにちは!」と3倍返しのあいさつをしました。

「コンニチワ!」と言った若者、輝いていたよ。

無視したお二人さん、
そんなの、かっこいいことなの?

郁ちゃん、
あなたは誰とでも、一度会ったら仲良しになれたね。
母には出来ないことだなあ〜といつも思っていたけど、
これからは見習って、おしゃべりを楽しもうかな。

あ、そうだった・・・
いつもおしゃべりに付き合ってくださっているブログのみなさん、
有難うございます♪
これからもよろしくね!