「一枚の写真」2

本の紹介などで、いつも楽しませていただいている kuromori999さんからも、
素敵なコメントを頂きました。
有難うございます。

郁ちゃん、あなたのお陰でいろんな方と繋がれたことがうれしく、
不思議でなりません。

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mikuさん、こんばんは、

ますます、mikuさんと縁が深いことを知りました。

ジョー・オダネル氏の「少年の写真」は、
これまで見た写真の中で、一番、生涯忘れがたい写真です。

いや、死んでも忘れない写真です。

mikuさんの1枚の写真を、謹んで読ませて頂きました。
感無量です。

“そんな私に気づいたオダネル氏が理由を聞くと
 私を抱き締めてくださった。
私は氏の胸の中でいつまでも嗚咽していた。”

そばに居て、その嗚咽が聞こえるようです。

いや、聞こえてきます。

皇后陛下も、この写真をご覧になり、いつか終戦の日に、
「焼き場に立つ少年」の写真が忘れらない
と、おっしゃったことがありました。

私も「少年の写真」をブログにしたことがあります。
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kuromori999さんのブログ、読ませていただきました。その中から、
「焼き場の少年」の部分を紹介させていただきます。

『これぞ日本人の精神を表す一葉の写真があります。
1945年、長崎で、アメリカ軍の報道写真家ジョー・オダネルが撮影した
「焼き場に立つ少年」です。
少年のまなじりを見よ。


朝日新聞創刊120周年記念写真展より

「少年は焼き場のふちに、5分か10分も立っていたでしょうか。
白いマスクの男達がおもむろに近づき、
ゆっくりとおんぶひもを解き始めました。
この時私は、背中の幼子が既に死んでいる事に初めて気付いたのです。

男達は幼子の手と足を持つとゆっくりと葬るように、
焼き場の熱い灰の上に横たえました』

“少年のまなじりを見よ”
胸に響きました。