自然法爾章

雪に太陽の光がキラキラと反射して
   「すっげ〜。
    ゆきのうえにダイヤモンドが キラキラ ひかっとる〜」
                                   (5歳児)

元気なころのビッキーに会いたくなりました。

再掲です。

全休さんの「自然法爾章 5」よりお借りしました。
有難うございます。

  この上ない仏といいますのは
  形もおありになりません。
  形もおありにならないから
  自然というのであります。
  形がおありになるように示すときには、
  如来のさとりを
  この上ないものとはいいません。
  形もおありにならないわけを知らせようとして、
  とくに阿弥陀仏と申し上げると、
  聞き習っています。
  阿弥陀仏というのは
  自然ということを知らせようとする
  手だてであります。
 
              正嘉二年十二月十四日  愚禿親鸞 八十六歳
                                  (末燈鈔 5)*330
  
色も形もない命、永遠の命とは、み仏の救うという働きです。
見ることも触れることもできないが、
信心をいただけば、心に感じ、
その働きをお育てと受け入れることができます。

 色も形もないが、働きとして感じることのできる永遠の命を知らせるために、
釈尊の言葉を通して、
永遠の命は阿弥陀仏というお姿になったのです。

 凡夫を凡夫のままで仏にするという救いの働きを、
阿弥陀仏のお姿を通してわたしたちは知ることができたのでした。
                      南無阿弥陀仏

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