金髪のカツラ
悼む人、昨日の続きです。
大竹しのぶさんの迫真の演技、心に残っています。
静人の母、坂築順子(大竹しのぶ)は58歳。
末期癌にかかって入院していたが、生きるために、
あえて在宅ケアに切り替える。
静人が悼む行為をはじめるきっかけを作り、
彼が志半ばで崩れそうになるのを励まし支える。
映画の初めに、
在宅ケアに切り替えてから患者仲間を見舞うシーンがあります。
あっ、あれは郁ちゃんだ・・・
病状が悪化してきた時、
ごく親しいシドニーの友人に郁代が送ったメールが思い出され、
胸がいっぱいになりました。
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それで、抗がん剤治療、先週から始めたのですがこれが脱毛必至らしい。
気の早い私は早速アートネイチャーにいってカツラを注文してきました。
最初は、
「月曜金髪、火曜アフロ、水曜黒髪、…」と
週替わりで楽しもうと思っていたのですが、
カツラ一つ47万円と聞き、しぶしぶ一個であきらめました。
このカツラが、今のところ私の人生で最も高価な買い物です。
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強烈で悲しいユーモアでした。