「堀辰雄」展
北陸新幹線開業に合わせ、軽井沢と金沢、
コラボで「堀辰雄」記念展が行なわれています。
“北陸新幹線で行く軽井沢の旅”二日目、美術館の次に郁ちゃんと一緒に訪れたのは、
「堀辰雄文学記念館」
堀辰雄と室生犀星(金沢市出身)の出会いは大正12年、
辰雄が母に伴われて犀星宅へ訪れたことに始まります。
犀星はすでに文壇で数多くの作品を執筆し、辰雄は第一高等学校の学生でした。
同年8月に犀星に伴われて辰雄は初めて軽井沢を訪れます。
また、この年の9月に辰雄は母の死に遭います。
犀星はその心中を慮り、辰雄に温かな言葉を与えた書簡が残っています。
一方、辰雄は犀星を訪ねて金沢に滞在するなど、犀星を慕います。
犀星は文学の師であるとともに、父のように辰雄を見守り続け、辰雄亡き後も堀家との交流は続きました。
今回の企画展では、生涯を通して親交のあった犀星と辰雄、
室生家と堀家との温かな交流が紹介されていました。
堀辰雄 文学碑
金沢「室生犀星記念館」の
ポスターもおかれていました。
「堀辰雄」展
高原を愛し、生きた作家
「風立ちぬ」、「美しい村」、軽井沢・・・
軽井沢の「室生犀星記念館」 は雪に閉ざされていました。