温泉パトロ−ル

郁ちゃん
ハラハラ、ドキドキした話を聞いてください。

「菅沼合掌造り集落」からの帰り道、
10分程先にある温泉に入って行くことにしました。

坂道を上がった所にあります。

五箇山温泉 五箇山荘

女湯には小さな女の子が一人だけ、
湯船や露天風呂を行ったり来たりして、遊んでいるではありませんか。
あちこち探しても、家族も他のお客も誰もいなかったので、
びっくりしました。
聞けば5歳の幼児でお父さんと来たと言います。

家庭の風呂と較べて湯船は広くて深く、
溺れることも、床で滑って頭を打つことも考えられます。
お客が次々入ってくれば、何かあった時は人目に付くでしょうが、
とても危険な状態でした。


              二枚の写真は温泉HPより 

            
私はかわいい“めぶきちゃん”と仲良しになり、
一緒に露天風呂に入り、一緒にお風呂を出たのでした。

かなり時間がたったと思われるのに、
あわてることもなくロビーで待っていたお父さんに聞くと、
「男湯は暗くていや」と言い、
こどもから女湯に入りたいと言ったのだそうです。

「ひとりでもお風呂にはいれて、しっかりしたお嬢さんですね。
甘えん坊のうちの孫とは、大違いです」
とほめたい心を鬼にして・・・、

「私は川で溺れた子を見た ことがあるんです。
保育園や学校のプールで、監視の中でも溺れますよね。
私が入ったとき、大人は誰もいなかったので、
とても心配しました」

お父さんは女風呂を覗くことも出来ず、
大人が誰もいなかったなんて知らなかったのではないでしょうか。
のんきな父さんですね。

更に10分ほどで「相倉合掌造り集落」ですが、
よく行っているので今回は素通りして帰宅しました。

水難事故に敏感な私、
これからは水辺パトロールだけでなく、
温泉パトロール(?)もしなければなりません。(笑)

なんと・・・今日の“朝イチ”は「スーパー銭湯」特集でしたよ。