「兼六園熊谷」

来週お客さんをご案内するので、
兼六園の花情報を調べにやってきました。

石引通りを辰巳用水にそって兼六園へ向かいます。

この通りは、加賀八家 奥村家(宗家)屋敷跡が続いています。

現在屋敷跡には国立病院機構金沢医療センターが建っています。


ソメイヨシノの終わった後は、 兼六園の名桜の一本として知られる、
兼六園熊谷」(ケンロクエンクマガイ)におまかせ。

花付がよく濃い花色、特に花弁の縁がやや濃く、大形の花(直径5cm弱)はとても豪華です。「牡丹桜」の別称もあるとか。
若葉も赤いので、咲き始めの頃から木全体が華やかなのです。
でも、花は散り始めているので、来週まで持つかなあ〜

樹齢300年  水戸藩から贈られたとか

曲水にかかる石橋「千歳橋」の下流たもとにあり、
水に映えてきれいです。


花は散っても、「根上の松」の威容には圧倒されますよ。

兼六園松木は約560本。そのほとんどが黒松と赤松である。
根上の松は黒松で、名の由来は、
40数本の根が地上2mまでせりあがることから。
樹齢約200年、高さ15m以上の堂々たる姿は、
唐崎の松とともに兼六園を代表する名松である。

☆加賀八家とは、加賀藩の家老で、
貞享3年(1686)五代藩主綱紀のとき、藩の職制改革の際に定められた。
江戸時代を通じて世襲し、加賀藩の執政を務めた。
奥村宗家、奥村支家、本多家、前田家(直之系)、前田家(長種系)、横山家、長家、村井家の八家をいう。