〈折々の言葉〉 53
〈折々の言葉〉 53 鷲田清一
今年はようお照らしがありまして
〜門徒のおばあさん〜
石川県に帰省した僧侶のもとに門徒さんから大きな白菜が届けられる。
「みごとな白菜ですね」と言うと、
自分の努力や工夫については一切口にせず、
自分はほんのささやかなお手伝い、
お日さまがよく照ってくださったのでこんなになりましたとの返事。
人間に独りでできることなんてまずない。
つねに他に恵まれてこそ人は在る。
一楽真「この世を生きる念仏の教え」から
2015.5.24
毎年7月から東別院で始まる夏期公開仏教講座(全12回)『聞』の案内を頂きました。
今年も7月20日に一楽真師の法話がお聞きできるのですが、
講題は「他力の生活」となっていました。
楽しみです。