子羊の「ゆきちゃん」 

お友達のミエさんが知らせてくださったオーストラリアでの様子、
子羊と戯れる郁代の姿が目に浮かびます。
こんなやさしい時間があったことを知って心が温まったのでした。
以前にも載せたのですが、郁代らしいなあと大好きな光景です。


子羊の「ゆきちゃん」       ミエさん

数多い郁代さんとの思い出の一つに農場でのものがあります。
この農場はテニス友達夫妻の両親所有の農場で、
シドニーから車で三時間ほどのところにあります。

テニスのあとのバーベキュー。
そのあと丘を登ってオーストラリアの自然と触れ合おうという企画で、
仲の良いテニス友達七人でそこへ宿泊させてもらいました。
農場を散歩している途中突然子羊が現れ、
私たちを見て遠巻きに様子を伺っていました。
ところが、郁代さんが手を差し出すとさっと寄ってきてしっぽを振ったんです。



郁代さんはアニメのハイジに出てくる子羊と同じ名前を付けて
「ゆきちゃん」「ゆきちゃん」と呼んでずっと撫でていました。
他にも怖そうな牛に一人で近ずいていったりするのを見て、
とても驚いたのを覚えています。



郁代さんとはテニスをしたり、ご飯を食べたり、
年齢が近いこともあって将来のことをいろいろ話したりしました。

オーストラリアで一時滞在者として勉強している人や仕事をしている人、
皆が憧れる永住権。
それを取得するために郁代さんは会社で重要な仕事を任せて貰ったり、
資格を取得したり、本当にがんばっていました。
永住権取得のためには又、
英語の能力テストを受けなくてはいけないのですが、これは本当に難しい。

私は一生懸命勉強してもギリギリ合格というレベルでしたが、
郁代さんは一度受けただけで、最高ポイントを採ったと言っていました。
しかも、英会話テストの待ち時間が長過ぎてビールを飲み、
少し酔っ払った状態で受けたそうです。
本当にすごい度胸と頭脳の持ち主だなと驚くばかりでした。