沿道からの声援がパワーに

新聞のコラムを読み、マラソン当日沿線で応援していた皆さんの姿が浮かんできました。
「山側幹線」を通りトンネルを抜けてきたランナーに、
近所の85歳前後のご夫婦も「がんばれ〜」と大声を上げて熱心に応援していて、
胸が熱くなったのです。
聞けば、歩道わきの柵につかまり傘を杖にして、
2時間半ずっと立っていたといわれました。
「座っていては、懸命に走ってくる人に申し訳ない」
と思ったのでしょうか。

「ようこそ金沢へいらっしゃったね。ありがとうね」
の気持ちが伝わったのではないでしょうか。

シドニーラソンに参加した郁ちゃん、
あなたの声援もしっかり届きましたよ。

北国新聞『時鐘』からです。
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 金沢マラソンの沿道で拾ったちょっといい言葉を、紙面で見つけた。
立ち上がって声援を繰り返した76歳の言葉

「座っとったら、走っておいでる方に気の毒や」。

周知のように、当地の「気の毒や」は、独特の使い方をする味のある言葉である。
小さな善意や贈り物をされても、「気の毒な」。
どうして同情されたりするのかと、よその人を戸惑わせる。
声援の主の使い方は、他人の労苦を自分のことのように思って心苦しいという使い方。
これはよその人にもいまの若い連中にも意味は通じるだろう。

だが、赤の他人が好きこのんで苦しむ姿に、頼まれもしないのに「気の毒や」と同情する。
そんな優しい思いまで、いまどきの若者や中年は読み取ることができるだろうか。
この地の「気の毒や」は、やはり懐が深い。
他人の苦労や苦痛を察し、いささかなりと引き受けられたらという思いがないと、
口から出てはこないだろう。
そこまでの「気の毒な」が、果たしてどれだけのランナーに通じたか。

「こっちこそ、気の毒な。そんな気を遣わんでも」。
そういう心のやりとりが、この土地の流儀である。
                         2015年11月17日
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ツイッターやブログ でも、マラソン大会の感想を読むことができました。

ペースランナーの尾崎 好美さん   
金沢マラソン2015  4時間45分のゲストペースランナーでした。
初めて4時間以上走った!
楽しみにしていたエイドの金沢カレー
ラソンでカレー!?と思いましたが美味しかった〜!
お疲れ様でした! (15日)

masashi anzai(横浜)
 金沢マラソンだーん。
第一回目とのことだけど、沿道の人たちの応援とボランティアの人の活動は、
スタートからゴールまでほとんど絶えることはありませんでした。
北陸の人たちのおもてなしの気持ちは凄い。
記憶に残るいい大会でした^_^

第一回金沢マラソンに参加!
金沢マラソンの売り(?)は、「景色」と「食」。
金沢城付近の歴史的景観から、郊外の丘陵地帯、旧街道沿いの町並み、田園風景と、
バラエティに富んだ風景は、なかなか楽しかったです。
晴れていたらもっと良かったですが・・・。
「食」は、エイドに金沢の和菓子やなんと金沢カレーまで!

走ってみて、とてもいいコースだと感じました。
「景色」と「食」も満足ですが、
加えて沿道の方の声援が温かったのが嬉しかったです。

42.195km、常に誰かが応援してくれていたという印象。
トンネルの中までも!
第一回ということで、注目度が高かったのもあると思いますが。
来年以降、また参加したいなと思える大会でした。

コースに和菓子では、
金沢を代表する和菓子が出そろっていますね。
トンネルを出てからの15キロ地点、家の近くにもエイドがあったのですが、
しっかりと人気の和菓子が用意されていましたよ。