『武士の献立』

映画 『武士の献立』加賀藩の話。
時は江戸時代、歌舞伎でも有名なお家騒動、加賀騒動の真っ只中。
"刀"ではなく"包丁"で藩に仕えた武家
料理で動乱を乗り越えた家族の物語。

「料理無言抄」という当時のレシピ集を書き残した実在の包丁侍、
舟木伝内と安信親子とその家族を描いたヒューマンドラマです。

主演 上戸彩高良健吾   監督 朝原雄三

金沢城能登がロケ地で、
景色と食材が豊富なことが魅力で、先日観てきました。

最近復元された 金沢城河北門


上戸彩さん、凛々しく素敵な奥さんで、惚れ惚れしました。



諸大名への“おもてなし”「饗応料理」が圧巻、
今でも受け継がれている金沢の郷土料理が次々に登場します。

治部煮(じぶに)

鯛の唐蒸し (からむし)

4日にユネスコ無形文化遺産の政府間委員会で、
「和食 日本人の伝統的な食文化」の登録が正式に決まったのは、
イムリ−でしたね。

最後の場面に出てきた能登の伝統ある丸柚餅子(まるゆべし)、
大好きなので、早速金沢駅の土産店で買って帰りました。
高価なお菓子で、普段は手が出ません。

☆完熟した大粒の柚子の中身をくりぬき、その中に秘伝の味付けをした餅米を詰め、それを数回蒸して約半年間も自然乾燥させる、
という古くからの製法で、一つ一つ丹念に作られる手作りの銘菓です。


おいしい映画です。とっても幸せな気持ちになりました。
14日から全国ロードショーです。

■12月16日(月)
「鶴瓶の家族に乾杯」上戸彩さんインタビュー