「神様はバリにいる」

最近、空を見上げましたか?
最近、子供の頃のように大声で笑いましたか?
最近、大切な人を大事にしていますか?

わたしたち日本人の多くが日々の仕事や家事などに追われ、
本当の自分自身を見失いかけています。

夢を持つこと、チャレンジすることすら足を引っ張られ、
生きづらくなったこの日本で、
日本人が忘れてしまっている大切なこと。
それが、「人」と「人」とのつながりや絆ではないでしょうか。
昔は誰もが持っていた「お互い様」の精神ではないでしょうか。

「ダンナのかつての教え子、“梅田一宏さんが企画プロデューサー”の映画だから、是非みてほしい!」
と妹に薦められました。
一度だけ行ったバリ島の美しい海、見たいと思いました。
役者さんたちも好きな方ばかり・・・。

旅行会社にいたことがある郁ちゃんが何回も行ったバリです。

「神様はバリにいる」

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婚活ビジネスに失敗し借金を背負った元起業家の祥子(尾野真千子)は、
失意の中訪れたインドネシアのバリ島で、
自称“爽やか”で謎めいた日本人大富豪のアニキ(堤真一)と出会う。
見るからに胡散臭そうな風貌のアニキであったが、
眼科医のリュウ(玉木宏)を始め、
バリ島のお年寄りから子供まで様々な人たちから慕われていた。

とにかく人生をやり直したいと願う祥子は、藁をもつかむ思いで、
アニキのもとで成功の秘訣をマスターするための人生哲学を学ぶことにする。
バリの人々との交流によって少しずつ大切なことを取り戻すという、
実話をベースにした物語。
・・・・・

照川祥子(尾野真千子)は
靴を脱いで崖の上に立っていた。
「あのー、そこで死ぬの やめてもらえます?
変な噂立っちゃうし、地価が下がったりしちゃうんですよねー」
リュウ玉木宏)は言った。

「私は死に場所を探しに来たの!」と叫んだ祥子は崖の下を見て
恐怖のあまりその場で気絶してしまった。

目が覚めるとホテルのような場所にいた。
そこに現れた眉なしパンチパーマで
太いゴールドのネックレスをつけ、
「ANIKI」と書かれたTシャツを着た
品の悪い中年男アニキ(堤真一)。

幸せを循環させることが できている人の周りには
人が集まってくる?

笑いの中に涙あり・・・。

「爽快マックス!」