兼六園  霞が池凍る

昨日はお寺で女人講があり、親しいお仲間が集いなごやかに過ごしました。
勤行の後の法話では、
「住職になりたての頃はご門徒さんに、
どんな難しい立派なお話をしようかと力んでいた。
最近は、ご門徒さん一人一人が尊い種火を持っていらっしゃるので、
相手のお話をひたすらお聞きして、
種火に灯がともるのを待つだけでいいのだと思うようになった」
と話されました。

寒梅の一節が思われました。

     不争又不力     
     自占百花魁   

     別に他と争うのでもなく、また力むのでもなく、
     自然に多くの花の魁(さきがけ)となっているのである。

会場は兼六園にも近く、
雪の兼六園を通り抜けて帰ることにしました。


凍る霞が池










瓢池(ひさごいけ)も凍る


瓢池の翠滝(みどりたき)と海石塔