はなしょうぶ

                   卯辰山の花菖蒲園で                         

                  郁代撮影 旅立つ二ヶ月前 



家族との最後の外出
ほとんど歩けなくなっていたので、この頃、子犬のビッキーを飼い始めました。
子犬を散歩させて、郁代は楽しそうでした。
花があまりにきれいなので、涙が出てなりません。





    「はなしょうぶ」    星野富弘


    黒い土に根を張り
    どぶ水を吸って
    なぜきれいに咲けるのだろう
    私は
    大ぜいの人の愛の中にいて
    なぜみにくいことばかり
    考えるのだろう
                    〜詩画集「四季抄 風 の 旅」より〜




全休さんの 「聞其名号 信心歓喜」より


    煩悩具足の凡夫、火宅無常の世界は
    よろづのこと みな もて そらごと たわごと
    実(まこと)あること なきに、
    たゞ 念仏のみぞ まことにて おわします。
                            (歎異抄・後序)


「光が強ければ強いほど影は深く暗くなるように、
親鸞の懺悔が深刻なのは、智慧の強い光に照らされているからです」
が、心に残りました。
有難うございました。