伝統工芸加賀繍

加賀繍(ぬい)とは加賀刺繍のことです。
故人となられた加賀繍伝統工芸士、今井福枝さんのご家族とは今も交流があり、
額装した福枝さんの作品を季節ごとに我が家に飾っています。





今井福枝

平成6年2月  通産大臣指定 加賀繍伝統工芸士認定

前田利家公着用『鐘馗(しょうき)陣羽織』を復元しました。

利家の正室おまつの方が刺繍を施し、利家が愛用したもので、
豊臣秀吉佐々成政を討つ途上、加賀に訪れた際に、
利家はこの『鐘馗陣羽織』を着て秀吉を迎えたと言われています。

実物は、前田育徳会所蔵の国重要文化財(平成13年指定)で、
東京の収蔵庫にありますが
「かぶき者」と言われた利家公らしい艶やかな陣羽織を、
加賀繍の技術を用いて復元しました。


百万石まつり(6月6日〜8日)にちなんだ話題でした。

7日に行われるメインの「百万石行列」は、
加賀藩祖・前田利家公の金沢城入城〈天正11(1583)年6月14日〉を記念して行われます。