きいちゃん

結婚式で「妹は私のほこりです」といわれたお姉さん。「きいちゃん」(山元加津子著)は小学校6年生の教科書に載り、 その後中学校の道徳の副読本にも載りました。 きいちゃんは今も、和裁を続けています。 きいちゃん かっこちゃんのメルマガ 第1081号 「宮…

「これもいい」「あれもいい」

小林カツ代さんのお元気で明るい声が聞こえてきそうです。 〈折々のことば〉 302 鷲田清一 「これもいい」「あれもいい」という発想のほうがおいしい料理を作れる。 小林カツ代 すぐに作れるおいしい料理を紹介し、忙しい親たちに支持されていた料理家は、 …

両鏡相照

「鈴木大拙館」の企画展 「両鏡相照(りょうきょうあいてらす)―学習院時代の大拙・幾多郎―」 が始まったので、行ってきました。 近道を通って往復2時間、ウオーキングコースにぴったりなのです。21世紀美術館の近く、 街中にありながら静寂な空間に身を…

つもった雪 

つもった雪 金子みすゞ 上の雪 さむかろな。 つめたい月がさしていて。 下の雪 重かろな。 何百人ものせていて。 中の雪 さみしかろな。 空も地面もみえないで。 雪が積もると、自分の家のことだけで精一杯になります。 家は壊れないか、 暖はとれるか、 食…

うその春

ある晴れた日に 「きょうは うその春ねんね」(うその春なんだね) 節分になると必ず思い出す大好きな言葉、 子どものまっすぐな感性にドキッとさせられます。 幼児の“つぶやき集”から雪一面の景色を見て一言 「うわ〜すっげ〜 ここはしろの世界か!」 (5…

カワウ

気持ちよく晴れた日曜日、犀川を散歩。 カワウ(河鵜)を初めて見ました。 1月31日

不条理

多くの若い命が奪われた軽井沢バス事故 同乗していて友人を失った、学生の言葉が心に残っています。「日常の何でもない日々が、どんなに大切だったか知らなかった・・・」 お寺の掲示板で見かけました。 きのう“理不尽”と書いていて、「病気だけは“不条理”だ…

理不尽

ヒマラヤユキノシタ 花言葉は「忍耐」 「実は私もキレそうになるときがあるのですよ」 というお話をしたところ聴衆に大変喜ばれましたと、 渡辺和子さんもおっしゃっています。ブログ友でもあるお知り合いのマミちゃん。 他人の苦しみ、悲しみにいつも寄り添…

冬ソナ 本番 

あなたが迎えた最後の冬、“冬ソナ”がブームでした。 一緒に見に行った近くの冬ソナ通り、見学者で連日賑わっていましたね。 厳冬にも楽しみがあります。 冬ソナ 本番 1月26日 冬ソナ通り 紅葉の時

「子どもは声を出すのが仕事でございます」

赤ちゃんは“泣くのが役目”なら、歩く人にも役割があると書いたことがあります。 隣の保育園の「つぶやき集」によると、赤ちゃんは“歩くのが仕事”だそうです。ひよこ組の良太ちゃんがヨチヨチ歩いていて 『おかたづけするよ〜』 「先生、良太ちゃんステキやよ…

目は臆病 手は鬼

金沢城入口に置かれていた 雪だるまファミリー 〈折々のことば〉 287 鷲田清一 目は臆病 手は鬼 三陸地方に伝わることば 気仙沼のある魚問屋でのこと。 大にぎわいの宴席のあと、下げた食器の山を見てため息をついていると、 一家の母がこう言ったという。途…

兼六園  霞が池凍る

昨日はお寺で女人講があり、親しいお仲間が集いなごやかに過ごしました。 勤行の後の法話では、 「住職になりたての頃はご門徒さんに、 どんな難しい立派なお話をしようかと力んでいた。 最近は、ご門徒さん一人一人が尊い種火を持っていらっしゃるので、 相…

寒梅

今日は藤沢周平の寒梅忌 詩吟教室の1月の吟題は寒梅です。寒梅 新島襄 作 庭上一寒梅 ていじょうの いちかんばい 笑侵風雪開 わらって ふうせつをおかしてひらく 不争又不力 あらそわず またつとめず 自占百花魁 おのずから ひゃっかのさきがけをしむ 昨日…

我が身の事実

「これは治せません」と医師から言われ、 かえって落ち着いたと昨日書いたところです。全休さんは もともと人間の心は清浄無垢なものだと前提すること自体、 人間の心の本質であるところの傲慢さを証明している。 親鸞は人間は「愛欲と名利」でできていると…

「これは治せません」

永年“胃腸が弱い”という自覚があります。 牛乳はダメ、ケーキやアイスクリームを食べる時は恐る恐る・・・昔の一般家庭では、“越中富山のくすりやさん”の置き薬がありました。 定期的にやってきて新品に入れ替え、使用した薬を補完していくシステムです。現…

うちの前に雪おいてってくれた!

雪のふとんを被って 隣の保育園の“つぶやき集”より 雪が降った翌日 「除雪車、うちの前に雪おいてってくれた!」 (5歳児) カラスを見て 「せんせい、みて! スズメのおかあさん」 (2歳児) お友だちとのお話の中に 「あ〜なんか あったかくなってきた」…

雪は天から送られた手紙である

今日も雪、あなたからの手紙が届くと思うとわくわく(?)します。 あの日から雪は、冷たいものではなく、 暖かいものに変わりました。郁ちゃん あなたも行ったことありますね。「中谷宇吉郎 雪の科学館」 [ 雪は天から送られた手紙夜になって風がなく気温が…

除雪機初動

保育園の責任者として、駐車場やら・・・ 通園路でもあるご近所一帯の除雪に励む長男 前夜一度除雪したのでラクチン、ラクチン・・・除雪機の初動がかなって、なんとなくうれしそうな後ろ姿にも見えます。そう・・・除雪ってかなり達成感が得られるんですよ…

忘れてええことと、忘れたらあかんことと・・・

カリフラワー 〈折々のことば〉 283 鷲田清一 忘れてええことと、忘れたらあかんことと、ほいから忘れなあかんこと 河瀬直美 神隠しにあったのか、幼い息子が行方不明になってかなりの時間が経つ。 その父親が自分に言い聞かせるかのようにこうつぶやく。 大…

「また明日会えるといいね」

今朝の雪景色 明朝までに降雪100㎝(山手)との予報です。 これまで何度も取り上げてきましたが、先日のお寺での法話でも、 鈴木章子(あやこ)さんの『癌告知のあとで』(探求社)からのお話がありました。・・・・・ 北海道のお寺の坊守だった鈴木章子さん、…

持って歩ける融雪装置

都心部は朝から雪で大混乱ですね。 こちらは今のところ雨で、雪は降っていません。こんな日は「持って歩ける融雪装置」が思い出されます。CD版法話録「心に響く法話シリーズ」 「お念仏に遇いて」は、 淨秀寺坊守、藤原千佳子さんが話されていて、 以前お会…

“鳥の歌”

伊集院静さんの新聞連載小説を興味深く読んでいます。「東京クルージング」 129 第三章 鳥たちの歌(四) ・・・・・ 一九七一年十月、九十四歳を迎えたカザルスに国連平和賞が授与され、 ニューヨークの国連本部で演奏し、有名なスピーチをする。 チェロを…

“火って不思議やな”

寒さがやってくると、“火って不思議やな”を思い出します。 前にも載せましたが、情景が浮かんできてとっても好きな詩です。山元加津子さんのHP「たんぽぽの仲間たち」にある、 「大ちゃんの詩」からです。 お日様が出ていて青空なのに、空からは静かに大き…

びっくりポン!

初吟会では初めに皆で「宝船」を吟じました。 結婚式などでも披露される方がおられますね。 「宝船」 藤野君山 壽海波平紅旭鮮 (壽海波平らかにして 紅旭鮮やかなり) 遙看寶字錦帆懸 (遙かに看る宝字 錦帆にかかるを) 同乘七福皆含笑 (同乗の七福 皆笑…

歩く人の役割

犀川に多いセグロセキレイ 郁ちゃん 赤ちゃんには“泣くという役割”があるように、 歩く人にもいろいろと役割があるのです。 すべて〈自称〉ですけど・・・。「ボランテイアガイド」 街を歩けば観光客によく道を尋ねられ、目的地まで同行することもあります。…

本当のことだから

旅立ちは特別に暑い夏の日でした。 いなくなったのではなく、姿が変わったんだね。 それは“本当のことだから”郁代が亡くなった時、 「本当のことだから」(山元加津子著)が部屋に遺されていた時はとてもびっくりしました。 帰国した年に発売されたもので、…

出会いは本当に不思議です

かっこちゃんのメルマガ 第2351号 「宮ぷーこころの架橋ぷろじぇくと」(2016年1月12日)に、 4日前の記事、 杭が溺れた幼児を救った話全文が紹介されていてうれしかったです。 続けて次のようにかっこちゃんが書いてくださっていました。お嬢さんのいくちゃ…

書初め

高校生のお姉ちゃんから妹へMIKU HAPPY BIRTHDAY みく(MIKU)ちゃん2年生の書初め初めて筆を持ちました 郁(IKU)ちゃん あなたの姪の成長を見守ってくださいね。

忘れ物をしてよかった

アイズブロック フェンス(工事用トラ柵)やバリケードのスタンドとして使います。昨夜8時半頃、近所の山側環状道路を歩いていたら、 幅5mの歩道のちょうど中央に置いてあったのです。持ち上げてみたら重さが10kgほど、 ズズズ〜ッと押して道路脇へ元どう…

いつでも会えるコウライアイサ

撮りたいのはコウライアイサの白いきれいな羽模様 コンパクトなデジカメでは無理ですね。 私、ウオーキングな人なので重いのはダメなんです。和名は朝鮮半島(高麗)で確認された例があることに由来する。 日本では1986年に木曽川に飛来して以降、 冬季に越…